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ゼロからさきへ

「知りたい!」「面白そう!」「なになに!?」に溢れた毎日

知識は琴線そのものだ。シャンパンの開け方とノックの仕方

私の日々の娯楽はアニメです。 今日は、『終末のイゼッタ』の第3話を見ました。 娯楽として見るアニメについて語るのはあまり好きではありませんが、今日はどうしても言葉にして残したい感動がありました。 それは、知識は琴線そのものだって思いの深まりで…

色気について考えてみた

色気がないないと言われ続けた大学時代。 「お前の声すごく綺麗なんだけど……色気がないんだよな」 「そこで振り向いてみ?……ダメだ。全然色気ないんだけど」 「あなた、宗教曲はすごく似合ってるけど、恋の歌はやめた方がいいわ。……まだ色気が足りないみたい…

おかえりなさい「無敵モード」。7年半ぶりに歌うのが楽しかった

先月、300人の方の前で歌う機会がありました。 声楽家2人で1時間のコンサートです。 昔の私なら、その機会を喜ぶと同時に恐れていたでしょう。 大学生の頃、私は「歌うの好き! 大好き!」という気持ちと同時に「どうせ失敗するんだ! 歌うの怖い!」という…

ワインセミナーに行きました:人は感覚を覚えられないから言葉付けをする

ワインが好き。美味しい。 でも、よく分かんない。 カタカナ語が氾濫してて、それが産地なのか品種なのかも分かんないし、 通の人やソムリエから出てくる「若草っぽい」とか「ベリーっぽい」とかいう感想もよく分かんない。 ワインを自分で選べるようになり…

『君の名は。』を見て、『シン・ゴジラ』の理解モードと好対照に共感モードだなって

新海誠監督作品『君の名は。』見ました。 画が美しさがすごくて、すれ違いが切なかったです。 あなたの感想、分析的でしたか? 感情的でしたか? 人が何かを見るときの受け取り方をすごくシンプルに2分しろと迫られたら、私は「理解」と「共感」だと答えます…

突破力は「いつもの環境」の外からやってくる

私はクラシック畑の人間です。 小さい頃からリトミックというクラシックの音楽教育を受け、中学校で合唱を始め、大学で声楽を学びました。大学卒業後の歌ったり指導したりする機会もほとんどがクラシックです。 しかし、年に数度くらいの頻度で特殊なレコー…

七人の侍はなるほど名作でした:一人ぼっちを脱すために必要なもの

黒澤明監督映画『七人の侍』はキャラクターがしっかり作り込まれた作品です。 タイトルとなっている7人の侍も 対となる主人公である農民も 序盤に出てくる人足3人組も 一瞬しか登場しないとある女性も 過去のエピソードを映像として挿入したり、独り言を口に…

七人の侍はなるほど名作でした:リアルさが脳に宿るシンゴジラと身体性に宿る七人の侍

初めて、日本映画を日本語字幕付きで視聴しました。 現代とは発語も発声や一般的に使われている言葉も異なる上に方言も強くて何を言ってるかてんで分からなかったのです。それは字幕で見ても意味の推測ができない単語があるほどでした。 その映画は、黒澤明…

何を言うかより誰がどう言うかだから

私は「伝える」ことを仕事にしています。ときには歌うこと。ときには歌唱指導。ときにはお話の仕方講師として。 お話の仕方の講座はマナーのお教室で行っています。そこに立つときは気をつけていることが多くあります。 内容そのものというよりも、その見せ…

合唱人の「合わせ力」

先日、ひさーしぶりにアンサンブルをしました。 とあるレコーディングのために急遽召集された活動時間6時間のアンサンブル。お役目はとある曲の参考音源の作成。 男女10名が……もとからの知り合い同士も、初めまして同士も集まって無伴奏混声合唱曲集を歌いま…

シンゴジラは潔さを武器にした:「現実vs虚構」を選択し「分かりやすさ」を切り捨てた

「ゴジラ、倒れて!」 と思うと同時に、私はゴジラを思って涙寸前でした。 ゴジラの生き様がなんとも切なくて。 あれもこれもと欲張り過ぎるとよくありません。 作品はいつだって盛り込みすぎると破綻します。 そんななか、シン・ゴジラは多くのものを盛り込…

シンゴジラは音楽を武器にした:伊福部昭の「近さ」vs鷺巣詩郎の「遠さ」

伊福部昭さんはもうお亡くなりになっているので、音楽を担当するのは別の方だ。 でも、伊福部さんの音がないゴジラはあり得ない。 ゴジラを見たことないのに、私はそう断言し、 「伊福部さんの音楽はどう使われるんだろう?」 と楽しみに映画館へ向かいまし…

シンゴジラは音楽を武器にした:伊福部昭の「収束感」と「切なさ」と「決意」

ゴジラといえば「伊福部昭」。シン・ゴジラを見る前の私のゴジラ観は、他には「怖そう」くらいしかありませんでした。 幼稚園の頃、友達とピアノの黒鍵を指1本で叩いて「ゴジラ、ゴジラ、ゴジラがやあってくる~♪」と歌った記憶があります。 どこで聞いたか…

シンゴジラは体験を武器にした:「楽しい」と形容する映画ではありません

「あ、震災どうなったんだっけ……?」 寝ぼけまなこでスマホのニュースを調べる朝。 でも、災害に関するニュースは何もない。 あれ? ……あ、地震じゃないや。ゴジラだ。 シン・ゴジラを見た翌朝のこと。 3.11のとき、私はテレビ越しに「災害」を「体験」した …

イメージ戦法はパフォーマンス向上に効果的。「坊主」が飛び交うレコーディング会場

「ねえ、わたし、坊主になれてる?」 「いや、もうちょっといける気がします!」 いつもお世話になっているレコーディングは、ときどきこんな雰囲気です。 これは、ディレクションとして他の方のレコーディングに立ち会っていた時のことです。 私は、OKテイ…

1万人が梨を見つめる光景:「見られることに鍛えられている」淀みないプロの佇まい

ふなしーのライブには制約があります。 それは、梨汁チャージ。 その間は、ふなっしーは舞台には立てません。まとまった時間、何回か。 その時間を埋めたのは、企画とゲストでした。 ふなっしーの過去のyoutubeを流したり ゲストがふなっしーがいない時間を…

1万人が梨を見つめる光景:ふなっしーは一貫性の大切さを体現している

「いないね、黄色いシャツの人」 九段下へ向かう地下鉄で、男性二人組がお話していました。ぜったい梨友さんです。(※「梨友」とはふなっしーのファンのこと) そんな彼らの隣で私は声を上げたくなりました。 「黄色いスカートの人ならここにいます!」 黄色…

1万人が梨を見つめる光景:ふなっしーは死角のない努力の人

「中居くん、ふなっしー、武井壮」 好きな芸能人は誰? と聞かれれば私は決まってこう答えます。 この3人が好きな理由は、その生き方に尊敬を覚えるから。 3人とも「物量・環境・方略」すべてにこだわる人なのです。 価値観は「物量・環境・方略」の3つしか…

マジャール語を喋れるわけじゃないけど歌い方をお伝えしてきた

とある混声合唱にお邪魔しました。もう長いお付き合いになる合唱団で、アンサンブルと発語についてときどきお伝えしています。この日の曲はマジャール語の曲。 ……マジャール語って、ご存知ですか? 合唱の「ガチ勢」でないと聞いたこともない! どころか1回…