ゼロからさきへ

「知りたい!」「面白そう!」「なになに!?」に溢れた毎日

四半世紀も生きれば、諦めることもでてくる。

私は、公共料金を支払うことが苦手だ。 常々母親から「やればできること」と言われるし、自分でもそう思うんだけど、どうしても期限内に公共料金を支払うことができない。正確には、できない確率をゼロにすることができない。 供給を止められるまでには至ら…

可愛いスタンプを送ってる時のわたしの顔が可愛くない問題

LINEのスタンプの使い方から、意外な一面が見えることがある。 硬派に見える人がかわいい動物のスタンプを使ったり、ご年配の方がいまどきのアニメのスタンプを使ったり、かっこいい男の子が美少女キャラのあざといスタンプを使ったり。 しかもそれが、お金…

痴漢報道は嫌いだ。罰かヒーローなら、私は「ヒーロー」が欲しい。

痴漢系の記事を定期的に目にする。 私は、そのほとんどが嫌いだ。 女性に、痴漢にあったらこう対応するとちゃんと男性が罪に問われますよっていう記事も、痴漢冤罪を恐れた男性が線路に逃げたという記事もイヤだ。 そういった記事や報道の根底には「罪と罰」…

私、最近かわいくなった。……生活に余裕があれば人はかわいくなるらしい。

私、最近かわいくなった。 肌の調子がとりわけ良いというわけでもない。 お化粧の技術が上達したということでもない。 体重を測ればそんなに減量できているわけでもない。 それなのに、自分でも不思議なんだけど、私、最近かわいくなったのです。当社比120%…

「私、いま、なんでもできる気がする!」って口にしてるワケ

「私、いま、なんでもできる気がする!」って口にするのがマイブームです。 はじまりは「私、いま、エネルギーに満ちてて元気だ!」って思ったからという順当すぎるきっかけですが、これが1週間も続くマイブームになっているのは、そう口にすることで感動を…

筋肉痛が好き。いつも思いがけないことが起こるから。

この前、ボルダリングやってみました。 ボルダリングの最中から手がかじかんで足がプルプルして。次の日は当たり前のように見事に筋肉痛。 でも、私は筋肉痛好き。 いつも思いがけないことが起こるから。 ここ筋肉痛になりそうだなーって思ったところより、…

それ以来、私は書き写す作業を「写経」と呼ぶ。

小説を読んで気に入ったフレーズがあったら付箋を貼る。 WEB記事を読んでいいフレーズがあったらスクショする。 それを後日、手帳に書き写す。 歌に取り組むときは、歌詞を紙に書く。 私は、大学生の頃から言葉をノートに書き写す癖がある。 必要に駆られた…

24時間を自分にとって最適化したら、一回、絶望した

小さい頃、24時間の使い方は大人が決めてくれた。 小さい頃、スケジュール管理は大人の役割だった。 私は「今」だけに全力だった。「今」が楽しければ、次の予定が楽しかったとしても、今を引き伸ばしたかった。私の判断は「楽しい」か「楽しくないか」だけ…

物干し竿が落ちたから、違和感について考えることになった。

さっき、物干し竿にしている突っ張り棒が落ちました。 「そろそろ落ちると思ってたんだよね」 そんな思いを小さな息に乗せて吐き出して、突っ張り棒を落とした原因である洗いたての服を拾い上げてると、思考がツッコミを入れる。 「だったら干す前に一捻りし…

きっと誰もが子供の頃、「大人ってどんなだろう?」と自分の未来を想像した。

きっと誰もが子供の頃、「大人ってどんなだろう?」と自分の未来を想像した。 私は、結婚して家庭があって、部屋には壁一面に本があって、朝食を優雅に食べて、シンプルなクローゼットから服を選んで、車か徒歩で通勤して、テキパキ働いて、夜はゆったり夕食…

1,000を1にする大胆な引算。SAOはモーツァルトの凄さを持っている

先日、映画『ソードアート・オンライン オーディナル・スケール』を視聴しました。 TV版から追いかけていてたまに見返したりもするSAO。その久しぶりの新ストーリーである劇場版を見て、私はボキャ貧に陥るくらい興奮しました。 その興奮はいろんなところに…

シンプル化したい欲の強すぎる私と、複雑を愛でる感覚型天才との埋まらないズレ

身近にすごい人がいる。 好奇心の強い私には幸せな環境だ。 でも、すごい人が近すぎる距離にいると、怯えてしまうことがある。 「論理型」に経験値全振りしちゃった私 人には天才型と努力型、もしくは感性型と論理型と呼ばれるような2つのタイプがある。 も…

今度こそ「夢は、目標になったら叶う」について

さっきの記事で、「夢は、目標になったら叶う」って言葉について書きたかったのに、目標と夢について書いたところで終わっちゃいました。 なので、さっきの記事の続き。 実現可能性が低いからこそ夢 「夢」は、今の私から距離が離れているからこそ夢なんだと…

「夢を持てば輝ける」。そういわれて人は苦しくなる

何の番組で誰が言った言葉か忘れたけど、昔テレビで 「夢は、目標になったら叶う」 って言葉を耳にしました。 数年前の当時はなんとなく「いい言葉」と思っただけだったけど、今は私の人生訓になりました。自分のやりたいことについて迷う時期を抜けたら、こ…

強迫観念的に「私らしく生きよう」としてるかも:この世界の片隅に

『この世界の片隅に』を見て、現代の私たちって強迫観念的に「私らしく生きよう」としてるんじゃないかなって思いました。 絵を描くことが好きなすず(主人公)が、戦争で絵を書かなくなったからといって「私は絵を書きたいんだ!」と訴えたりしない。 他の…

毒されても「ほのぼの日常」はゼロにはならない:この世界の片隅に

戦争という日常 映画『この世界の片隅に』は「ほのぼの日常」ではじまります。古き良き時代などと形容されることもありますが、形式が色濃い日常。 子どもは家事や仕事の手伝いをするし お兄ちゃんは妹たちに偉ぶるし お嫁に行くということは知らない土地に…

いっぱいいっぱいになると泣いちゃったりするのって花粉症と一緒なのかな

私は花粉症を恐れています。 今、花粉症ではない人も、いつかは花粉症になるかもしれないという。 人それぞれ花粉の入れ物を持っていて、それがいっぱいになると花粉症発症らしい。 その入れ物がペットボトルの蓋くらいの人もいれば、バケツくらい大きい人も…

髪を洗う。その主人公はシャンプー

髪を洗う。 その行動にお湯とシャンプーが関わることは、現代人なら誰でも類推できる普通のことです。 「シャンプーをする」って言い替えても伝わるくらい普通のこと。 でも、それを普通じゃないって捉えてみたくなりました。 だって、シャンプーなるものが…

冬を何だと思ってるの?冬って寒くて当たり前だよ

日露戦争当時の日本人兵士たちは、今では考えられないほどの軽装で戦い抜いたそうです。 また今は立派でエアコンまで装備されている住宅に住む私たちですが、こんなに室温をコントロールできるようになったのはたった半世紀前のことです。 エアコン普及率が5…

恋バナ「憧れは理解から最も遠い感情」

友達: 私さ、尊敬できる人じゃないとダメなんだよね わたし: 分かる! 「憧れって理解から最も遠い感情」っていうじゃん! 尊敬ってそういうことなんだよね! 友達: え、それ知らないー! でも、分かる! 遠いから付き合えるんだよね わたし: でしょ!?…

意識高い系と意識高いの境目ってどこにあるの?

「意識高い」って言葉は、褒め言葉にもけなし言葉にもなる。 言葉の意味がポジティブからネガティブへ広がったり、狭い意味から広い意味に広がったりするのは、言語の性みたいなもの。 「ありがとう」だって感謝を伝えることもあれば嫌味を伝えることがある…

『ゴジラ』も『シン・ゴジラ』も「万人の正義」が存在しないって叫んでるみたい

昨年は、私にしてはいろいろと映画を見た1年でしたが、見たその時もその後も長く楽しんだものと言う意味では1番は『シン・ゴジラ』でした。 振り返れば『シン・ゴジラ』に関連してブログも7記事書いています。 (1. シン・ゴジラは災害体験/2. 伊福部昭の音…

「やる気スイッチ」はなんだか嫌で「やるかスイッチ」って呼ぶようにした

あれは2日前。 前日遅かったにも関わらずちゃんと早起きしてスタジオで歌の練習をして、そのあと1時間運動して、いつものとおりに仕事をした日。 ここまでは充実してた。 ダメなのはこの後。 帰ったら何も手につかなくてアニメをぼーっと見た。 「今日頑張っ…

ヨガの先生はなんで「お水を飲んでいきましょう」ってう言うんだろう

ヨガをやっています。 今はチェーン店に通っているし、過去には数度単発のレッスンを受けたこともあり、重数名の方のレッスンを受けてきました。 彼女たちに共通して、気になることが……その喋り方。 「ぐーっと伸ばしていきましょう」 「まずは、あぐら座に…

「美しさ」にこだわる日本人には「儀式」が必要だった:日本のいちばん長い日

元旦、『日本のいちばん長い日』を見ました。 終戦の日、1945年の8月15日の「玉音放送」までの丸一日を描いた作品。 一昨年リメイクもされましたが、1967年に公開された白黒映画の方を。 日本は他に例を見ない「負け知らずの国」だった 第二次世界大戦は日本…

忙しさにくたびれた心を揺らした言葉:本の虫より

今年は「忙しさ」と戦った1年でした。 以前の記事で、「忙しい」というのは心の状態だと書きましたが、その通り「忙しく」なってしまった1年で、常に何やってんだろうって割り切れない思いを抱えていました。 ーー年に100冊以上本を読む人のことを「本の虫」…

世の中、結局ハウツーだよ

結局、人の興味は情報と手段に向く。 私の行動を省みても、他者の反応を分析してみてもそんな風に思うこの頃。 人はいつだって解決されたがっている 人は、たくさんの「解決されたら快感だな」という何かを抱えて生きています。意識的に、無意識的に。 TVを…

一般的な表記を使うよう心掛けているのは、伝えたいことがあるから。

「信じる」と「仮定する」ってすんごく似てる。 でもぜんぜん違う。 この前のブログ、締めはこうでした。 人は鏡だから。エネルギーもきっと伝染すると信じて。 この一文を打つとき、「仮定して。」とするか「信じて。」とするか迷いました。 私は「そうじゃ…

エネルギーは伝染する。一流と超一流を分けるのは「エネルギーをどれだけ掛けるか」

「エネルギー」って言葉が最近、頭の中にずっと漂っています。 以前とある講座で、クリエイティブ・ディレクター/CMプランナー/コピーライターの松尾卓也さんが、こんなことをおっしゃっていました。 「エネルギーをどれだけ掛けて相手と接するかで相手の…

それホントに伝わってる?:その「伝えた」って実感、「ただ喋りきっただけ」かも

「何回も言ってるのになんで分かってくれないんだろう」「私、言ったよね」「前にも伝えましたよね」というようなコミュニケーションエラーが起きたとき、つい感情的になってしまいます。 そうして感情的になってぶつかるのも少年・少女漫画的で好きなんです…