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ゼロからさきへ

「知りたい!」「面白そう!」「なになに!?」に溢れた毎日

マジャール語を喋れるわけじゃないけど歌い方をお伝えしてきた

音楽・歌 日記

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とある混声合唱にお邪魔しました。
もう長いお付き合いになる合唱団で、アンサンブルと発語についてときどきお伝えしています。

この日の曲はマジャール語の曲。

 

……マジャール語って、ご存知ですか?

 

合唱の「ガチ勢」でないと聞いたこともない! どころか1回で聞き取れない単語かもしれませんが、マジャール語はハンガリーで用いられている言語です。
ハンガリーは合唱大国で、著名な作曲家や合唱団を多く輩出しています。心に染みる名曲や演奏映えする華やかな曲が多くあります。そのため、合唱「ガチ勢」……合唱コンクールに出場するような合唱人のほとんどが、歌ったことはないにしても「よく聞く言語」なのです。

ラテン語」「ドイツ語」に準じて馴染みのある言語といっても過言ではありません。事実、朝日新聞が主催する合唱コンクールの今年の課題曲にマジャール語が含まれますし、ハンガリーから合唱団を招いた演奏会も頻繁に開催されます。

 


この日、そのマジャール語の曲の発語について私はお伝えしてきたのです。
もちろん、私はマジャール語が喋れるわけではありません。辞書を引かないと発音も意味も分かりません。「こんにちは」すら知りません。

 

 

そんな私がお伝えしたのは「言語の持つパターン」です。

言語はどんな言語もパターンを持っています。そのパターンを歌に組み込めるかどうかで、カタコトっぽいかネイティブっぽいかが分かれるのです。


このパターンという点でマジャール語は分かりやすい言語です。「単語のアクセントが必ず最初の音節に来る」というパターンがあるのです!

なので、語頭をキーにすればよいのです。
語頭にエネルギーをもたせて、語尾に行くにしたがい緩やかに力みを取ります。


「言うは易し行うは難し」

ということわざのとおり、その実現にはいろんな注意点があります。
力んではいけないし、顕著になってもいけない。絶妙なバランスを取りつつ行いたいものなのです。


そのことをなるべく分かりやすくお伝えするためにこの日取った方法は、体を使うこと。腕の上下運動を用いました。体の動きを、言葉と言葉の間にある隙間を意識したり、それがどのくらいなのかを他の歌い手と揃えたりするのに役立てました。

 

 

こうしてマジャール語の言葉の特性を視覚化してみることの効果がちゃんと歌い手に伝わりました。

意外と言葉の切れ目までは暗譜できていないことに気づいたり、一人ひとりのタイミングや力のかけ方が明確になったことで歌い手のアンサンブル力向上につながったり、人によりそれぞれの気づきがあったようでした♪