ゼロからさきへ

「知りたい!」「面白そう!」「なになに!?」に溢れた毎日

2016-01-01から1年間の記事一覧

コミュ力は作れる:一本締めができるなら大丈夫。会話に「間」を取り入れてみよう

日本人は、間を大切にする文化を持っています。 伝統芸能然り、建築美術然り、そして生活も色濃く影響されています。 「よーーっ、ポン!」と打つ手が揃うのは奇跡的な一致 例えば、宴会の締めでなどで用いられる一本締め。 誰かが両手を上にした状態で「よ…

コミュ力は作れる:「感情の交換」をするためにお話のスピードを工夫してみよう

心ない言葉を言われたというショックな出来事があったとしましょう。 それを友達に伝えたときに、「え? それそんな酷くなくない? 普通のことじゃない?」と上手く伝わらないことがありませんか? そんなとき、もしかしたらあなたがショックを受けたのは、…

コミュ力は作れる:「笑顔」になるのに楽しいって気持ちはなくてもいいんだよ

人と接しているとき、ずっと笑顔でいることはできますか? できないとしたら、あなたが笑顔だと思っている表情は「笑い顔」かもしれません。 一般にいわれる「笑顔」は、2つのものを内包しているように思います。 ひとつは、「楽しいから笑う」という瞬間的…

コミュ力は作れる:目線を逸らすことで好意を伝えるアイコンタクトがある!?

アイコンタクトは「お相手の目を見ること」って思考停止してませんか? ゆとり世代・さとり世代と呼ばれる若者は、「検索する世代」と言い換えられると思います。 PCや携帯が身近にあって、多くの情報に触れながら生きてきた世代。 豆知識や雑学から世間の闇…

コミュ力は作れる:好意を伝えるには何割のポジティブな要素が必要?

「お仕事何されてるんですか?」 ときかれてスッと答えられる人に憧れます。 私は真面目に応えようとすると 「歌ったり、レコーディングの進行をしたり、合唱指導をしたり、マナーのお教室でアシスタントをしたり、ときには講師も務めます。残りの時間はアル…

シンゴジラは潔さを武器にした:「現実vs虚構」を選択し「分かりやすさ」を切り捨てた

「ゴジラ、倒れて!」 と思うと同時に、私はゴジラを思って涙寸前でした。 ゴジラの生き様がなんとも切なくて。 あれもこれもと欲張り過ぎるとよくありません。 作品はいつだって盛り込みすぎると破綻します。 そんななか、シン・ゴジラは多くのものを盛り込…

シンゴジラは音楽を武器にした:伊福部昭の「近さ」vs鷺巣詩郎の「遠さ」

伊福部昭さんはもうお亡くなりになっているので、音楽を担当するのは別の方だ。 でも、伊福部さんの音がないゴジラはあり得ない。 ゴジラを見たことないのに、私はそう断言し、 「伊福部さんの音楽はどう使われるんだろう?」 と楽しみに映画館へ向かいまし…

シンゴジラは音楽を武器にした:伊福部昭の「収束感」と「切なさ」と「決意」

ゴジラといえば「伊福部昭」。シン・ゴジラを見る前の私のゴジラ観は、他には「怖そう」くらいしかありませんでした。 幼稚園の頃、友達とピアノの黒鍵を指1本で叩いて「ゴジラ、ゴジラ、ゴジラがやあってくる~♪」と歌った記憶があります。 どこで聞いたか…

シンゴジラは体験を武器にした:「楽しい」と形容する映画ではありません

「あ、震災どうなったんだっけ……?」 寝ぼけまなこでスマホのニュースを調べる朝。 でも、災害に関するニュースは何もない。 あれ? ……あ、地震じゃないや。ゴジラだ。 シン・ゴジラを見た翌朝のこと。 3.11のとき、私はテレビ越しに「災害」を「体験」した …

イメージ戦法はパフォーマンス向上に効果的。「坊主」が飛び交うレコーディング会場

「ねえ、わたし、坊主になれてる?」 「いや、もうちょっといける気がします!」 いつもお世話になっているレコーディングは、ときどきこんな雰囲気です。 これは、ディレクションとして他の方のレコーディングに立ち会っていた時のことです。 私は、OKテイ…

本の虫が忘れられない本:『獣の奏者/上橋菜穂子』「正しさ」は免罪符じゃなかった

「本の虫って、年間100冊以上読む人のことなんだって」 数年前、電車で近くの人が口にしてた言葉がたまたま耳に入りました。(たしか) 100冊……? 私いい線いってるかも!と、読書記録をつけているサイトをチェックしてみたら……あ、去年140冊読んでるわ。 そ…

1万人が梨を見つめる光景:「見られることに鍛えられている」淀みないプロの佇まい

ふなしーのライブには制約があります。 それは、梨汁チャージ。 その間は、ふなっしーは舞台には立てません。まとまった時間、何回か。 その時間を埋めたのは、企画とゲストでした。 ふなっしーの過去のyoutubeを流したり ゲストがふなっしーがいない時間を…

1万人が梨を見つめる光景:ふなっしーは一貫性の大切さを体現している

「いないね、黄色いシャツの人」 九段下へ向かう地下鉄で、男性二人組がお話していました。ぜったい梨友さんです。(※「梨友」とはふなっしーのファンのこと) そんな彼らの隣で私は声を上げたくなりました。 「黄色いスカートの人ならここにいます!」 黄色…

1万人が梨を見つめる光景:ふなっしーは死角のない努力の人

「中居くん、ふなっしー、武井壮」 好きな芸能人は誰? と聞かれれば私は決まってこう答えます。 この3人が好きな理由は、その生き方に尊敬を覚えるから。 3人とも「物量・環境・方略」すべてにこだわる人なのです。 価値観は「物量・環境・方略」の3つしか…

マジャール語を喋れるわけじゃないけど歌い方をお伝えしてきた

とある混声合唱にお邪魔しました。もう長いお付き合いになる合唱団で、アンサンブルと発語についてときどきお伝えしています。この日の曲はマジャール語の曲。 ……マジャール語って、ご存知ですか? 合唱の「ガチ勢」でないと聞いたこともない! どころか1回…

歌を仕事にするのは絶対に嫌:自分があまりに変わったから「人は変わるもの」だって実感した

「歌を仕事にするのは絶対に嫌」 子どもだった私はそう思っていました。 はじめて「歌」がお金に変化したのは大学卒業間近でした。 知り合いづたいで「レコーディングに来てよ!」というお話が舞い込んで、レコーディングの曲もお給料も何も知らないまま、身…

たぶん、本でいうなら「まえがき」にあたるもの

はじめまして、「えだうさぎ」です。 興味を絞れないたちで、毎日「知りたい!」「面白そう!」「なになに!?」に溢れた生活を送っています。 そんな性質が影響して、大学卒業という人生の岐路で選んだ道はフリーター。現在は、歌とマナーと日本語力を武器…